原始的なシンクレア ZX スペクトラムが食器棚から出現

英国ケンブリッジのコンピューティング歴史センターは、コレクションや博物館の展示を充実させるために多くの寄付を受けています。 多くは興味深いもののありふれたものですが、最新のビデオの主題はそれとは程遠いものです。 折り畳まれた静電気防止マットの下から、ワイヤーで包まれたプロトタイプ ボードが派手に現れますが、それは Sinclair ZX Spectrum のプロトタイプであるため、普通のコンピュータではありません。

これは、1980 年代初頭にシンクレア リサーチが人気の家庭用マイクロコンピューター ZX81 の代わりに動作する BASIC ROM を製造する契約を結んでいた地元のコンサルタント会社、ナイン タイルズから博物館に持ち込まれたものです。 休憩の下に置いた記事とビデオでは、ROM プロジェクトの歴史、シンクレアの伝説的なコスト削減によるプレッシャー、そしてその後の周辺機器を出荷する必要があることを意味する未完成の ROM バージョンを出荷する決定について詳しく説明しています。更新されたルーチンを備えたシャドウ ROM を搭載します。

ボード自体は、何らかの形ですべての主要な Spectrum コンポーネントを備えた標準的なワイヤーラップ プロトボードです。 これは 16k モデルで、拡張コネクタはなく、レイアウトは最終マシンの前後逆になっています。 ULA チップはセラミック パッケージの試作品で、キーボードは D コネクタを介して接続されます。 まともな品質のキースイッチは、スペクトラムの所有者が後にデイリー・トンプソンの十種競技を演奏するために粉々に砕いたゴム製のキーと膜とは顕著な対照を成しています。

このマシンは注目に値する成果物であり、コンピューティングに興味を持つ人々が研究し楽しめるように確実に保存してくれているナイン タイルズには、私たち全員が感謝すべきです。 それほど大したことのようには見えないかもしれませんが、そのプロトボードはテクノロジー分野で膨大な数の人々のキャリアを立ち上げることに貢献しており、それらの人々の中には Hackaday の読者になる人もいるのではないかと考えています。 次回ケンブリッジに行くときは、必ず立ち寄って見に行きます。

Center for Computing History にまだ行ったことがない場合は、数年前のレビューをご覧になることをお勧めします。 そして、家庭用コンピューターのプロトタイプに興味があるなら、これらのページを飾るのはこれが初めてではありません。